レーザー治療について
婦人科領域では、レーザーを用いた治療がさまざまな疾患に対して行われています。
レーザーは、患部にピンポイントで作用するため、周囲の組織への影響を抑えながら治療ができることが特徴です。
外来で行える治療も多く、体への負担をできるだけ抑えた治療方法として選択されることがあります。
このような方に検討されます
- 子宮頸部異形成と診断された方
- コンジローマ(尖圭コンジローマ)がある方
- 外科的手術はできるだけ避けたい方
- 日常生活への影響を少なくしたい方
症状や状態に応じて、適応となるかを判断いたします。
子宮頸部異形成に対するレーザー治療
子宮頸部異形成は、子宮頸がんの前段階とされる状態です。
すべてが治療対象となるわけではなく、経過観察となる場合もありますが、状態によっては治療が必要となります。
レーザー治療では、異常な細胞がある部分を蒸散(蒸発させる)することで、病変の除去を行います。
コンジローマに対するレーザー治療
尖圭コンジローマは、HPV(ヒトパピローマウイルス)による感染症で、外陰部や膣周囲にいぼ状の病変ができることがあります。
レーザーを用いることで、病変をピンポイントで除去することが可能です。
状態に応じて、薬物療法や他の治療法と組み合わせて行うこともあります。
膣やデリケートゾーンのケア(モナリザタッチ)
モナリザタッチは、膣内や外陰部にレーザーを照射することで、粘膜の状態を整える治療です。
加齢やホルモン変化により起こる不快な症状の改善を目的として行われます。
このようなお悩みに対応します
- 膣の乾燥や違和感
- 性交時の痛み
- かゆみやヒリつき
- 軽度の尿もれ
- 更年期に伴うデリケートゾーンの変化
レーザーによって粘膜の血流や再生が促され、うるおいや弾力の改善が期待されます。
メスを使わない治療であり、日帰りで行うことが可能です。
- モナリザタッチは自費診療となります。
治療の特徴
レーザー治療には、以下のような特徴があります。
- 患部にピンポイントで作用する
- 周囲の正常な組織への影響が少ない
- 外来での治療が可能な場合がある
- 出血が比較的少ない
- 日帰りでの治療が可能な場合があります
- 治療内容や病変の状態により、適応や方法は異なります。
治療にあたって
レーザー治療は有効な選択肢のひとつですが、すべての方に適しているわけではありません。
病変の程度や範囲、年齢、妊娠希望の有無などを考慮し、適切な治療方法をご提案します。
また、治療後も定期的なフォローが重要となります。
ご相談ください
レーザー治療と聞くと、「痛みはあるのか」「どのような治療なのか」と不安に感じる方もいらっしゃると思います。
当院では、治療内容や流れについて丁寧にご説明したうえで、ご納得いただいてから進めてまいります。
気になることがある場合は、どうぞお気軽にご相談ください。
