妊娠がわかったら?
妊娠検査薬で陽性が出た方や、生理の遅れが気になる方は、まずはご相談ください。
当院では、超音波検査により胎嚢や胎児心拍の有無を確認し、正常な子宮内妊娠であるかを診断いたします。
妊娠初期は体調の変化も大きく、不安を感じやすい時期です。
現在の状態を確認しながら、今後の経過について丁寧にご説明いたします。
当院の妊婦健診について
当院では、妊娠初期(〜12週頃まで)の妊婦健診を行っております。
この時期は、胎児の発育や心拍の確認、各種スクリーニング検査など、重要な確認が続く時期です。
当院では、超音波検査や血液検査を通して、お母さまと赤ちゃんの状態を確認しながらサポートいたします。
健診の流れ(目安)
- 妊娠5〜6週頃
- 胎嚢の確認、胎児心拍の確認
- 妊娠8〜10週頃
- 超音波検査、初期血液検査
- 妊娠12週頃
- 初期健診の最終確認、分娩施設のご案内
分娩施設へのご紹介
当院では分娩には対応しておりません。そのため、妊娠12週頃を目安に、分娩を取り扱う医療機関(病院・産院)をご紹介いたします。
ご希望の医療機関がある場合は、できる限りご希望に沿ってご案内いたしますので、お気軽にご相談ください。
ご予約・ご相談について
妊娠の可能性がある方や、妊娠検査で陽性が確認された方は、お早めの受診をおすすめします。
「まずは確認だけしたい」「今後の流れを知りたい」といった段階でも構いません。
不安なことや気になる点があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
不妊について
妊娠は自然に成立することも多い一方で、年齢や体の状態、タイミングなどさまざまな要因が関係します。
思うようにいかず、不安や焦りを感じている方も少なくありません。
一定期間妊娠に至らない場合は、「不妊」として検査や治療を検討することがあります。
一般的には、避妊をせずに一定期間(1年程度)妊娠しない場合に不妊とされますが、年齢や月経の状態によっては、もう少し早い段階でご相談いただくことも大切です。
当院では、「すぐに治療を始めるべきか」「まずは状態を知りたい」といった段階からご相談いただけます。
このようなお悩みはありませんか
- 妊娠を希望しているが、なかなか授からない
- 年齢的に妊娠できるか不安
- 月経不順や排卵の有無が気になる
- 将来の妊娠に備えて、自分の状態を知りたい
- 他院での治療について相談したい
このようなお悩みがある方は、一度ご相談ください。
受診の目安
以下のような場合には、早めの受診をおすすめします。
- 妊娠を希望して1年経っても授からない
- 35歳以上で妊娠を希望している
- 月経不順や無月経がある
- 過去に婦人科疾患の治療歴がある
気になることがあれば、期間にかかわらずご相談ください。
妊娠に関わる主な要因
妊娠の成立には、いくつかの条件が整っていることが必要です。
- 排卵が起こっていること
- 卵管が通っていること
- 子宮内膜の状態が整っていること
- 精子の状態が良好であること
また、女性の年齢は妊娠率に大きく影響します。加齢とともに卵子の数や質は徐々に低下していくため、早めに現状を把握することが大切です。
年齢と妊娠の関係
女性の妊娠率は年齢とともに徐々に低下し、特に35歳頃から変化が大きくなるとされています。
また、流産のリスクも年齢とともに上昇することが知られています。
そのため、年齢に応じて適切なタイミングで検査や相談を行うことが大切です。
不妊の主な原因
妊娠に至らない原因はひとつとは限らず、複数の要因が関わることもあります。
- 排卵障害(排卵がうまく起こらない)
- 卵管因子(卵管の詰まりや癒着)
- 子宮因子(子宮筋腫、子宮内膜症など)
- 男性因子(精子の数や運動率の低下)
原因が特定できない場合(原因不明不妊)も一定数あります。
パートナーの検査について
妊娠には男性側の要因も関わるため、必要に応じてパートナーの検査も重要となります。
無理のない範囲で、ご夫婦・カップルでの受診についてもご相談いただけます。
診断と検査について
妊娠・不妊の診療では、まず現在の状態を把握することから始めます。
- 問診
- 月経周期、これまでの妊娠歴、生活習慣、既往歴などを確認します。
- 排卵の評価
- 基礎体温やホルモン検査、超音波検査などを組み合わせて、排卵の有無やタイミングを確認します。
- 子宮・卵巣の状態
- 超音波検査により、子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣の状態などを確認します。
- 卵管の評価
- 必要に応じて、卵管の通過性を確認する検査をご案内します。
- 精液検査
- 男性側の要因も妊娠に関わるため、必要に応じて検査をご案内します。
AMH(抗ミュラー管ホルモン)について
不妊の検査のひとつとして、卵巣の状態を把握するために「AMH検査」を行うことがあります。
AMHは、卵巣にどれくらい卵胞が残っているか(卵巣予備能)を推測するための指標のひとつです。血液検査で測定でき、年齢とともに低下していく傾向があります。
将来の妊娠を考える際の目安として参考になる検査ですが、AMHの値だけで妊娠のしやすさがすべて決まるわけではありません。
当院では、年齢や月経の状態、他の検査結果とあわせて総合的に評価します。
AMHでわかること
AMH検査では、
- 卵巣予備能の目安
- 将来の妊娠に関する参考情報
- 不妊治療における方針決定の補助
などを知ることができます。
AMHでわからないこと
AMHの値だけで、妊娠できるかどうかを判断することはできません。 また、
- 卵子の質
- 自然妊娠が可能な年齢の期限
- 閉経時期
などを正確に予測することもできません。
年齢との関係
AMHは加齢とともに低下する傾向があります。
一方で、同じ年齢でも個人差が大きく、1回の検査だけで将来を断定することはできません。
このような方におすすめです
- 将来の妊娠について考えている方
- 不妊治療を検討している方
- 月経不順がある方
- 卵巣の手術歴がある方
検査について
- 採血のみで行う検査です
- 月経周期に関係なく測定可能です
当院の考え方
AMHは将来の妊娠について考えるうえで参考になる検査ですが、数値だけで判断するものではありません。
当院では、年齢や月経の状態、超音波検査の結果、ライフプランなどを総合的に踏まえてご説明しています。
当院で行う主な対応
症状やご希望に応じて、以下のような対応を行います。
- タイミング指導
- 排卵の時期を予測し、妊娠しやすいタイミングをご案内します。
- 排卵のサポート
- 排卵が不安定な場合には、必要に応じて薬による調整を行います。
- 月経周期の調整
- ホルモンバランスを整えることで、妊娠しやすい状態を目指します。
- 生活面のアドバイス
- 睡眠、食事、ストレスなどの見直しも重要な要素となります。
- 高度生殖医療(体外受精など)が必要と判断される場合には、適切な医療機関をご紹介いたします。
妊娠を考えるうえで大切なこと
妊娠は、「いつかできるだろう」と思っていても、年齢や体の状態によって状況が変わることがあります。
一方で、必要以上に不安を抱える必要はありません。
まずは現在の状態を知り、どのような選択肢があるのかを整理することが大切です。
また、妊娠を考える前の段階から体の状態や生活習慣を整えていく「プレコンセプションケア(妊娠前ケア)」も重要とされています。
プレコンセプションケア(妊娠前ケア)について
プレコンセプションケアとは、将来の妊娠や出産に備えて、女性やカップルが自分の体の状態を知り、生活習慣を整えていく取り組みです。
妊娠は女性だけでなく、パートナーの健康状態や生活習慣も関わるため、早い段階からの意識が大切とされています。
具体的には、以下のような内容が含まれます。
- 適切な体重管理やバランスの良い食事
- 禁煙・節酒などの生活習慣の見直し
- 葉酸の摂取など、妊娠前からの栄養管理
- 月経周期や排卵の把握
- 性感染症の予防・検査
- ワクチン接種の確認(風しんなど)
また、持病のある方や服用中のお薬がある場合には、妊娠前に治療内容の見直しが必要となることもあります。
当院では、妊娠を希望される方だけでなく、「将来に備えて自分の体の状態を知りたい」という段階からのご相談にも対応しています。
詳しくは下記もご参照ください。
受診をご検討中の方へ
- 妊娠を希望しているが何から始めてよいかわからない
- すぐに治療を始めるか迷っている
- まずは検査だけ受けてみたい
このような方には、必要な検査をまとめて確認できる
のご利用もおすすめです。
当院では、一人ひとりの状況やご希望に合わせて、無理のない形でのご提案を行っています。
不安なことや迷いがある段階でも構いませんので、どうぞお気軽にご相談ください。
