入院せずに受けられる婦人科手術
婦人科の疾患の中には、外来での日帰り手術で対応可能なものがあります。
当院では、できるだけ体への負担を抑えながら、安心して治療を受けていただける環境を整えています。
「手術は不安」「入院は難しい」
そのような方にもご相談いただける治療体制です。
まずは診察のみのご相談も可能です。
保険診療で行う日帰り手術
レーザー治療(体の外側や入り口付近の病変に対応)
- 子宮頸部の異常とCO2レーザー蒸散術
- 子宮頸部異形成などに対し、異常細胞をレーザーで蒸散する治療を行います。
- コンジローマとCO2レーザー蒸散術
- 外陰部などにできる、いぼ状の病変を、CO2レーザーで除去します。
- バルトリン腺嚢胞とCO2レーザー蒸散術
- 腫れや痛みを伴う嚢胞に対し、開窓術・造袋術などの処置を行います。
子宮内の手術(子宮内の病変・処置に対応)
子宮内にカメラを挿入し、内部を確認しながら病変を切除する手術や、流産に対する処置など、子宮内に対する治療を行います。 子宮内膜ポリープや粘膜下筋腫、稽留流産・不全流産などに対し、身体への負担を抑えた日帰り手術が可能です。
- 子宮鏡手術
- 子宮内膜ポリープや粘膜下筋腫などに対し、内視鏡で確認しながら切除します。
- 流産手術(稽留流産・不全流産)
- 妊娠が継続できなくなった場合に、子宮内の内容物を除去する処置を行います。状態に応じて、できるだけ身体への負担に配慮した方法をご提案します。
子宮鏡手術(ホロジック)
当院では、Hologic(ホロジック)社製の子宮鏡手術システムを導入しています。
子宮内膜ポリープや子宮粘膜下筋腫(特に小さいもの)に対して、より短時間で、身体への負担が少ない治療が可能となりました。
子宮鏡手術とは
細いカメラ(内視鏡)を子宮内に挿入し、病変を直接確認しながら切除する手術です。 正常な子宮内膜をできるだけ傷つけず、病変のみを的確に取り除けることが大きな特徴です。
日帰りで受けられる子宮鏡手術
従来は入院が必要とされていた子宮鏡手術ですが、当院では細径子宮鏡と専用の組織回収システムにより、
- 静脈麻酔+局所麻酔
- 日帰り手術
での対応が可能となりました。
お仕事やご家庭の都合で入院が難しい方にも適した治療法です。
- 病状により入院が必要な場合は連携医療機関をご紹介いたします
費用の目安(子宮鏡手術)
- 保険診療
-
- 子宮鏡手術
- 約28,000円(3割負担)
- 自費部分
-
- 薬剤・準備費用など
- 約3,000〜10,000円
- 特定療養費
- 11,000円
- 価格は全て税込です
- 費用は内容により変動します。
- 特定療養費について
当院では、日帰りで安全に手術を行うための専用の時間枠・医療体制を確保しており、その一部をご負担いただいております。
所要時間と痛みについて
- 子宮の出口に挿入する時が一番痛みが出やすいので、麻酔の調整をしていきます。
痛みの感じ方には個人差があります。
麻酔しなくても全く痛くない人~痛みで処置ができない人まで様々です。 - 挿入をスムーズにするために、手術日当日に30分~1時間早めに来院いただき、子宮頚管(子宮の出口)を広げる処置をすることがあります。
(事前診察のシミュレーションでスムーズだった方はすぐに挿入可能です。)
麻酔について
3種類の麻酔をオーダーメイドでアレンジして使用します。
- 1. 座薬
-
喘息の人は使用できません。
シミュレーションで痛みがない人は、これだけで十分な場合があります。 - 2. 局所麻酔
- 子宮の出口を5か所細い針で麻酔薬(キシロカイン)を注入します。 痛みを伴うので短時間ならしない場合もあります。
- 3. 静脈麻酔
- 心臓の病気・緑内障の人は使用できません。 痛みだけをとる麻酔ですので意識はあります。
- 静脈麻酔使用時は当日の運転はお控えください
手術の流れ(子宮鏡手術)
- 1. 診察・検査
- 2. 治療方針のご説明
- 3. 前処置(必要時)
- 4. 手術(外来)
- 5. 術後フォロー
- 内容により異なります
術後について
- 当日からシャワー可能
- 軽い出血や違和感が数日続くことがあります
- 通常は翌日から日常生活可能
- 強い痛みや出血がある場合はご連絡ください
自費診療で行う治療
モナリザタッチ
モナリザタッチは、膣内にレーザーを照射し、粘膜の再生を促す治療です。
加齢やホルモンバランスの変化による乾燥感や違和感、軽い尿もれなどの症状の改善が期待できます。
このような方におすすめです
- 膣の乾燥や違和感が気になる
- 性交時の痛みがある
- 軽い尿もれやゆるみを感じる
治療の特徴
- メスを使わない低侵襲治療
- 短時間で施術可能
- ダウンタイムが少ない
施術後の経過
婦人科形成手術
小陰唇の大きさや左右差、こすれによる痛みや違和感など、デリケートゾーンのお悩みに対して外科的治療を行います。
当院では、CO₂レーザーを併用し、できるだけ出血を抑えながら自然な仕上がりを重視した手術を行っています。
このような方におすすめです
- 小陰唇の大きさや左右差が気になる
- こすれや痛み、炎症を繰り返す
- 見た目のコンプレックスがある
手術の特徴
- 局所麻酔で日帰り手術が可能
- 出血が少なく回復が比較的早い
術後の経過
- シャワー:当日から可能
- 入浴:1週間後から
- 性交・激しい運動:4週間程度控えていただきます
- リスク(出血・感染など)については事前にご説明いたします
人工妊娠中絶
人工妊娠中絶について
人工妊娠中絶は健康保険が適用されない自費診療のため、医療機関ごとに費用や内容が異なります。
当院の特徴
- 母体保護法指定医が対応
- 妊娠11週6日まで対応
- 吸引法(MVA)による低侵襲手術
- 日帰り手術対応
費用の目安
- 手術費用
- 84,000円〜(税抜)
- 総額目安
- 約99,000円〜
- 術前検査・診療内容により変動あり
術後フォロー
術後1週間後・3週間後に診察を行います(上記費用に含む)
ご相談について
無理に手術をすすめることはありません。
まずは現在の状況を確認し、今後について一緒に考えていきます。
ご相談ください
婦人科の日帰り手術は、不安や迷いを感じやすい分野です。
- 手術が必要か知りたい
- できるだけ負担の少ない方法を選びたい
- まずは話だけ聞いてみたい
そのような段階でも問題ありません。
患者さま一人ひとりに合わせた治療をご提案いたします。
まずはお気軽にご相談ください。
